障害福祉部ニュース (障害福祉制度・施策関連情報) 2009年9月10日 16(通算233号) 発行:全国社会福祉協議会・障害福祉部 〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル内 TEL:03-3581-6502  FAX:03-3581-2428 e-mail:z-shogai@shakyo.or.jp 1.厚生労働省「第3回障害支援区分の在り方等に関する勉強会」が開催される  平成21年9月2日、厚生労働省「第3回障害支援区分の在り方等に関する勉強会」が開  催されました。今回の勉強会では、障害程度区分・一次判定方法開発調査(案)につい  て、「ア.障害状態調査」(状態調査票により、障害者の状態を調査)及び「イ.支援実  態調査」の中の「@支援量実測調査」(実際に提供されている支援量を把握)を中心に  議論が行われました(下図参照)。  各団体からは、「さまざまな障害を共通のツールで調査するのか、それとも障害種別で  行っていくのか。また、手帳の記載内容をどう取り扱っていくのか、調査のフォーマッ  トが、在宅と施設で共有のものなのかどうか確認されていない。在宅調査は状況や環境  によって調査要素がいろいろと異なってくる。調査結果として、施設と在宅の何を比較  していくのかも分からない」、「タイム・スタディ調査には、相当数の調査員の確保等  が必要となるため、調査の実施にあたっては、対象施設に過度の負担をかけないように  十分配慮をいただきたい」、「社会就労活動の中で、授産活動については、受注、検品、  納品活動を、本人のやる気とともに職員が一緒になって行っている、その支援を測る部  分が調査要素に含まれていることが大切である」、「在宅の精神障害者についての調査  は難しい。外来にしか行っていない人が多く、どんな支援者ともつながっていない人が  多い」、「行動障害がある人に対してもふだん支援者等はどういう配慮をしているのか  といった点も含め、必要なものは調べていくべきである」、「今の判定項目では明らか  に状況が反映されていない発達障害者等が、サービス対象になっていくような判定区分  を来年から使えるような動きをしてほしい」などの意見が出されました。  また、8月30日の総選挙の結果を踏まえ、「調査をするのかどうかも含めて新政権の中  で検討が行われるべき」、「民主党のマニフェストの中では障害程度区分の廃止と明記  されている」、「どの政権になったとしてもこの種の調査は必要ではないか」、「基本  的には障害者の生活をどう支えていくかを考えることが大切であり、このような皆さん  の意見を聴き、勉強できる場を続けていただきたい」などの意見も出されました。  最後に、厚生労働省(事務局)から障害程度区分の今後の見直しの進め方について、  「新政権とも協議しながら見直しを進めていきたい。勉強会を通じて出された意見を含  め、引き続き各団体個別に意見を伺うとともに、事務局で一旦整理する時間をいただき  たい。その上で、各団体の皆様には改めて進め方を相談したい」との話がありました。 ※ 前回までの議論につきましては、『障害福祉部ニュースNo.13(2009年8月13日)』及 び下記ウェブサイトをご参照ください。 [厚生労働省](第1回勉強会議事録)http://www.mhlw.go.jp/za/0730/c08/c08.txt (第2回勉強会議事録)http://www.mhlw.go.jp/za/0825/a65/a65.txt 障害程度区分・一次判定方法開発調査について(案) 1 調査対象となった施設入所又は在宅等の障害者等に対して、障害状態調査及び支援実 態調査を実施する。 ア.障害状態調査 状態調査票により、障害者の状態を調査 イ.支援実態調査 @実際に提供されている支援量を把握 → 「支援量実測調査」 ⇒今回の議論の中心 A時間で測定することが困難な支援を含めた支援のニーズを把握 → 「支援ニーズ推定調査」 ⇒第2回勉強会で議論 2 「障害状態調査」と「支援実態調査」の2つの調査結果を付き合わせる。    → 障害者の状態と支援との関係について、相関を分析する。 2.「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」に関する パブリックコメントについて  厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局では、「新型インフルエンザ(A/  H1N1)の接種について(素案)」に関するパブリックコメントを実施しています。  素案では、今般の新型インフルエンザに対するワクチンの接種の具体的方法について、  @新型インフルエンザ対策における予防接種の位置づけ、Aワクチンの接種、Bワクチ  ンの確保、C留意事項を示しています。中でも、ワクチンの接種において、優先接種の  必要性を示し、「インフルエンザ患者の診療に従事する医療従事者、妊婦及び基礎疾患  を有する者(この中でも、1歳〜就学前の小児の接種を優先)、1歳〜就学前の小児、  1歳未満の小児の両親」の順に、優先的に接種を開始することとされています。  今後は、パブリックコメントの結果を踏まえ、9月中に方針を決定し、10月末にワクチ  ンが供給され次第、接種を開始する予定です。  このことを踏まえ、全社協施設協議会連絡会では、障害のある方、そして支援する施設  ・事業者の従業者も優先的に接種することを要望する方向で調整中です。  素案の内容をご確認いただき、ご意見を下記の提出先(厚生労働省)にお寄せください。  詳細につきましては、下記及び別添資料@をご参照ください。 [募集期間]平成21年9月6日(日)〜9月13日(日)12時(必着) [提出方法]@インターネットの場合 https://www-secure.mhlw.go.jp/cgi-bin/getmail/publiccomment_input.cgi?mailto=pandemicflu1@mhlw.go.jp へアクセス ※ 入力フォームの「※件名」欄に「「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接 種について(素案)」について」と入力       AFAXの場合        03−3506−7331         ※ 厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局宛              B郵送の場合        〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2        厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局宛 [厚生労働省・パブリックコメント]  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090157&OBJCD=100495&GROUP (「トップページ」⇒「パブリックコメント」⇒「パブリックコメント・意見募集案内 (「電子政府の総合窓口」へリンク)」) 3.損保ジャパン記念財団「平成21年度社会福祉助成(自動車購入費)」募集のご案内  損保ジャパン記念財団では、障害者の在宅福祉活動を行う団体を対象とした「自動車購  入費助成」を実施しています。  この度、平成21年度社会福祉助成「自動車購入費助成」の応募が開始されましたので、  ご案内いたします。応募要領及び申込書類は、下記ウェブサイトに掲載されていますの  で、ご参照ください。  なお、本年度は、西日本地区(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・  岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・  鹿児島・沖縄)のみが対象となっていることをご承知おきください。 [対 象 者]@ 主として障害者の在宅福祉活動を行う団体       A 西日本地区に所在する団体 (滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・ 愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄) B 特定非営利活動法人、社会福祉法人(主として小規模通所授産施設に限定)の法人 格を取得している団体、あるいは取得を目指している団体 [助 成 金]1件100万円まで(総額1,000万円) [募集期間]平成21年9月16日(水)〜9月30日(水) [お問い合わせ先]   財団法人損保ジャパン記念財団    〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル37階    TEL 03-3349-9570 / FAX 03-5322-5257    URL http://www.sj-foundation.org/jyosei/jidousya.html 4.全社協「障害者の地域生活支援推進セミナー」のご案内  全国社会福祉協議会は、平成21年12月14日(月)〜15日(火)の2日間の日程で「障害  者の地域生活支援推進セミナー」を開催します。  全国社会福祉協議会では、サービス・相談事業者、住民、行政、社協等がネットワーク  を構築し地域生活支援を先駆的、重層的に行っている事例を収集するとともに、より充  実した地域生活と支援の推進に向けた提案を行うことを目的として、「障害者の地域生  活支援のあり方に関する検討会」を、平成20年度より設置し検討を行ってきました。  2年次目となる本年度のセミナーは、障害者の地域生活支援に関する先駆的な取り組み  の実践報告とともに、グループワークにより様々な視点から障害者の地域生活支援のあ  り方を検討・討議し、今後の実践に資することを目的に開催します。  障害者の地域生活支援に関する全国の先駆的な事例等を学べる本セミナーにぜひご参加  ください。  詳細につきましては、別添開催要綱及び参加申込書をご参照ください。  [日  時]平成21年12月14日(月)〜15日(火)  [会  場]全国社会福祉協議会5階「第3・4・5会議室」  [参 加 費]8,000円         ※昼食代別途1,000円(希望者のみ)、名刺交換会2,000円(希望者のみ) [対  象]障害者の地域生活支援に従事する社会福祉施設関係者、在宅福祉サービス 関係者、社会福祉協議会関係者、民生委員・児童委員、行政関係者、ボラ ンティア等  [定  員]100名  [内  容]                             ※敬称略 T.実践報告「障害者の地域生活支援に関する取り組み事例」  ◇ 地域においてサービス・相談事業者、住民、行政、社協、社会福祉施設関係者等が   ネットワークを構築し、地域生活支援の先駆的、重層的な取り組みを行っている事例   を@社協関係者、A救護施設関係者、B当事者の3名からご報告いただく。 U.講義「“地域”で支える障害者の地域生活(仮題)」     立教大学コミュニティ福祉学部 教授  森本 佳樹 ◇「障害者の地域生活支援のあり方に関する検討会」の検討内容および本セミナー「実 践報告」等を踏まえ、相談支援、ケアマネジメント、事業者・関係者間連携、地域支 援体制づくりなどの観点から、今後の障害者の地域生活支援のあり方や、それらの推 進に向けた具体的な課題と方向性等について講義を行う。 V.グループワーク  ◇ グループに分かれて、提示された地域生活支援事例について、参加者の様々な視点か   ら検討を行い、ワークシート(@支援目標の到達度、A効果的であったと思われる活   動や体制、社会資源、施策等、Bさらに必要と思われる活動や体制、社会資源、新た   な施策等)を完成させる。  [全国社会福祉協議会]http://www.shakyo.or.jp/ ※ 「開催要綱」及び「申込書」を近日中に掲載予定。(トップページの「新着情報」を ご確認ください。) 同封資料16(通算)233号 @ 新型インフルエンザワクチンの接種に関するパブリックコメント関連資料  ・「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」に関する   意見募集について  ・新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種について(素案) 全社協「障害者の地域生活支援推進セミナー」開催要綱・参加申込書 ※ 都道府県・指定都市社協には別途送付。 1